商務部(商務省)は16日の定例記者会見で、今年1~9月のビジネス運営状況を説明した。それによると、今年に入ってから、国内の消費市場は全体として穏やかな運営状態となり、経済成長を安定させる重要な役割を果たしたという。同部の沈丹陽報道官は、「今年の残りの数カ月間も、消費市場は安定した急速な伸びを維持するとみられ、社会消費財小売総額は通年で12%以上の伸びを達成する見込だ」と述べた。
同部のモニタリング対象である重点小売企業500社の1~9月の売上高は前年同期比6.3%増加した。9月は前年同月比6.6%の伸びを達成して、増加率は3カ月続いた低下から上昇へと転じ、同0.3%増加した。特徴として、▽消費市場はインターネットを介した小売の伸びが速かった、▽小規模・零細企業の販売が好調に伸びた、▽情報製品やサービス消費の伸びが安定していた、▽文化や観光関連の消費が引き続き伸びた、などが挙げられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月17日