五、「お年玉」戦争
2015年2月11日、微信(Wechat)やオンライン決済サービスの支付宝(アリペイ)を中心に、「お年玉」戦争の幕が開いた。統計資料によると、大晦日の夜から元旦にかけてだけでも、インターネット企業大手や各ネットショップは、微信、QQ、アリペイ・ウォレット、微博(ウェイボー)、百度、無秘など各種アプリとSNSを通じて、総額100億元に上るお年玉を出した。2014年の時点では、SNSに及ぼすお年玉の影響は、まだ微信だけにとどまっていた。だが今年は、旧正月が近づくと、アリペイ、モバイルQQ、微博などが続々とお年玉キャンペーンを打ちだし、SNSには「お年玉旋風」が巻き起こった。お年玉は今や、微信がモバイル決済でアリペイに宣戦布告した名ツールとしての存在にとどまらず、各社が活用するSNS戦略となった。まず、アリペイが「お年玉」キャンペーンをスタートさせたことに続き、モバイルQQと微信が真っ向からアリペイに対決、さらには新浪微博の「現金お年玉」キャンペーンによって、戦争はさらに白熱化した。
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