四、ロケット「ファルコン9」
「ファルコン9」は、米シリコンバレーにあるスペースX社が開発した最新型打ち上げ用ロケット。北京時間2月12日午前7時3分、3度にわたる打ち上げ延期を経て、太陽風観測衛星「ディスカバー」を搭載した「ファルコン9」は、フロリダ州ケープカナベラル空軍基地からの打ち上げに成功した。気象条件が原因で、大西洋の海上プラットフォームに落下させる予定だった第一段ロケットは、予定通りに回収できなかったが、衛星は順調に予定軌道に入り、主要任務はほぼ終了した。惜しいことに、第一段ロケットが落下予定だった海域は、波風が非常に大きく、海上プラットフォームに備えられたエンジン4台のうち1台に故障が発生、プラットフォームの安定性を保つことができず、ロケットは海に落下した。これは、切り離したロケットを回収する成功率は非常に低いことを示している。
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