22日から29日まで、国賓として訪米中の中国の習近平・国家主席は、国連創設70周年を祝う一連のサミットにも出席。米国では、新たな「中国ブーム」、「中国文化ブーム」が巻き起こっている。また、ニューヨーク市のタイムズ・スクエアの大スクリーンには、「Read China」と題する砂絵の映像作品が1日に70回映し出され、20分おきに登場する同作品が、習主席の訪米による「中国文化ブーム」をさらに加熱させ、大きな反響を呼んでいる。中国青年網が報じた。
「砂絵」という斬新な方法で中国の書籍を宣伝する「Read China」は、著名な砂絵アーティスト・蘇大宝さんが製作し、中国出版集団が出品。中国に行ったことがない米国の青年という視点に立って展開される。青年はマンハッタンの街頭のイスに座り、中国の本を夢中で読んで、中国文化に対するあこがれを表現している。同作品には、自由の女神やマンハッタンの街中など、米国を代表する文化的要素ほか、万里の長城や天壇など中国の文化的要素も次々に登場。中国と米国の文化交流の多彩さを浮き彫りにしているほか、重要な文化キャリアである図書が両国の関係を促進するうえで重要な役割を果たすことが示されている。