2014年3月17日  
 

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中国に照準を絞るハリウッド映画 同時公開や人気俳優の来中で宣伝

 2014年03月17日15:43
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 米カー・アクション映画「ニード・フォー・スピード」が16日、中米同時公開となった。また、米スーパーヒーロー映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」が4月4日に、米ミュージカル・アニメ映画「Rio2」が4月11日にそれぞれ中米同時公開となる。米国で5月2日に公開となる米スーパーヒーロー映画「アメイジング・スパイダーマン2」も中国で5月4日に公開となる。そのほか、SFアクション映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」(米6月27日公開)を含む他の米国の作品も中米同時公開となる可能性があるという。昨年、中米同時公開だったのは「アイアンマン3」、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」、「ハンガー・ゲーム2」の3作品だけだったことを考えると、ハリウッド映画が中国公開の足を速めていることが分かる。北京青年報が報じた。

 米国の映画を中国で同時公開するためには通常、1年前に認可の手続きをしなければならない。また、同時公開になる可能性があるのはワーナー・ブラザーズ、コロンビア映画、ユニバーサル、パラマウント、20世紀フォックス、ディズニーの米6大映画会社が配給する作品だけで、名作であるだけでなく、中国の規定に反していないことや高い興行成績なども求められる。また、中国国内の映画会社が米国の映画会社と共同で製作するか、製作に参加した場合も、同時公開が可能となる。中国の関連の政府関係機構は、同時公開の認可を決定する際、続編の場合は前作の上映状況を参考にする一方、1作目の場合は、その作品のテーマや内容を考慮するため、前者のほうが同時公開されやすい。

 この点、「ニード・フォー・スピード」や「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」はディズニーが、「Rio2」は20世紀フォックスが、「アメイジング・スパイダーマン2」はコロンビア映画がそれぞれ配給しており、中米同時公開の条件に合致している。また、続編の作品が圧倒的に多い。例えば、「アメイジング・スパイダーマン2」は、引き続きスパイダーマンをフィーチャーし、ストーリーや登場人物、特殊効果などの面でも過去の作品を引き継いでいる。スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守りながら、恋人グウェンと過ごす日々を満喫していたピーター・パーカーの前に、事故で人間発電機となったエレクトロなどが立ちはだかるというのがそのストーリーだ。同作品のプロデューサーによると、各分野がレベルアップしており、濃い内容になっている。また、ストーリー上の急展開をきっかけに、スパイダーマンは性格を変化させ、さらに成長、自信を深める。一方、1作目「アメイジング・スパイダーマン」(2012年)との最大の違いはスパイダーマンにユーモアが加わった点で、コメディの要素が豊富になっている。

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