長距離走すると本当にダイエットできるのだろうか?米国のある運動生理学者マリー・ケネディ氏の研究によると、長距離走をして減量することは期待できない。また、減量を長距離走の目的にするべきでもないという。新華網が報じた。
ケネディ氏は、募集で集まった長距離走愛好家64人に、1週間に4回長距離走してもらった。すると、3カ月後、78%は体重の変化がなく、減っていたのはわずか11%。また11%は逆に体重が増加していた。増加していた人の86%が女性だった。同学者は、「ニューヨーク・マガジン」の取材に対して、「長距離走をすると体重が増えるのは、食欲が強まり、摂取カロリーが増えるからだ。いつの間にか食べる量が増えている可能性がある。長距離走を始めたばかりの人は、激しい運動をした後はカロリーを補充しなければならないと誤解しているのかもしれない。しかし、スパゲティを食べた後に、パンも食べなくてはならなくなるということではない。長距離走は健康を保つのに多くのメリットがあるが、多くの人がダイエットできるかだけに関心を持っている」と分析した。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年10月23日