21日(旧暦9月9日)は「重陽節」で、中国が定める「老年節」(敬老の日)だった。最近10年で、90歳以上の高齢者が2倍近くに増加し、中国はまもなく、「長寿時代」に突入する。ある研究によると、中国の長寿高齢者は、一部の地域に集中している傾向があり、うち、江蘇省の長寿指数が全国6位となっている。中国科学院地理研究所の研究員で、長期にわたって環境と健康の研究に従事している王五一氏は長寿マップを作成した。揚子晩報が報じた。
100歳以上の高齢者の多くは南方地域
現在、中国の百歳以上の高齢者の多くは南方地域の長江デルタ、珠江デルタ、東南沿海、四川省、重慶、中原地域の5地域の中、低の山地、丘陵地、沖積平野、洪積台地に集中している。
おだやかな気候
長寿者が多い地域の多くは、1年の平均気温が高く、雨量も多い。そして、河川も多く、湿度が高く、日照時間も長い。そのような気候は居住に適しており、空気もきれいという条件が作り出される。