中国消費者協会は28日、「一部国内旅行ツアーのモニター調査報告」を発表した。報告から、国内観光ツアーでは、食事・宿泊、交通安全、観光地の管理、ショッピング強制、消費誘導などの問題と改善点が多々見られることが判明した。人民日報海外版が報じた。
今回の調査は、中国消費者協会が国内旅行消費市場を対象に大々的に実施した初のモニター調査となった。ボランティアモニターを務める196人が、研修を受けた後、一般消費者としてツアーに申し込み、27省(自治区・直轄市)の96種類のツアーに参加した。モニター調査員は、調査の内容にもとづき、ツアーの重点サービスを体験し、必要機材を使ってビデオ・写真などの各種資料を収集し、観光サービス業における現在のさまざまな問題を記録した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年10月29日