2016年3月15日  
 

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中国の司法主権は当然尊重されるべき

人民網日本語版 2016年03月15日14:33

最近、米国およびその他11カ国は国連人権理事会で、中国の人権状況を批判し、中国のいわゆる「悪化し続ける人権状況」に懸念を表明したうえ、拘禁中の全ての人権活動家と弁護士を釈放するよう中国に要求する共同声明を発表した。(文:貞元。人民日報掲載)

人権問題を口実に公然と中国を非難する米国およびその他少数の国のやり方に対して、中国政府は断固たる反対を表明した。中国外交部(外務省)の洪磊報道官は11日「こうしたやり方は中国の内政と司法主権への重大な干渉であるのみならず、法治精神にも違反しており、中国側は断固として反対し、断じて受け入れない」と表明。また「中国は法治国家であり、中国の司法機関は法にのっとって事件を処理し、法にのっとって犯罪容疑者の合法的権利を保障している」と強調した。現在、米国などの国々が言及したこれらの案件はまだ中国で司法手続きの過程にあり、事実が一体どうなのかは、司法機関の最終的な確認を待たねばならない。法治を尊ぶ国として、司法手続き中のこうした案件について公然と大声で宣伝し、世論をつくることが、他国の司法制度の公正性に対する基本的尊重を欠いていることは明らかだ。こうしたやり方は自らの国際的イメージも損なう。

中国は法治を追求する国だ。違法な犯罪活動を法にのっとり取り締るのは中国の司法主権であり、「人権の擁護者」の表看板を掲げて法律を無視してもよい者はいない。現在までに公になった状況から見て、中国ではここ数年、「司法の権利を守る」名目で、実際には法治の基本的精神が破壊される事が確かに起きている。たとえ西側でも、成熟した法治社会では、社会活動家や弁護士が公衆に見せるのは秩序の「挑戦者」のイメージではない。反対に、彼らは法治秩序の最も積極的な維持者であるはずだ。


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