〇ベルギー:パンダ争奪戦が政治的緊張を誘発
ベルギー国内ではかつて、可愛いパンダの争奪戦に端を発する政治的緊張が起こったことがある。
ベルギー南部のフランス語圏では、首相がパンダを自分の故郷である北部フランス語圏にパンダを迎え入れようとしているとして現地住民の不満が高まり、その正当な理由を説明するよう求めた。南北双方は、パンダを飼育するのに有利な点を主張し合い、睨み合いが続いた。
パンダの「好好」と「星徽」を迎えた上場企業のパラダイス動物園は、パンダが到着した1年後、株価が2倍に跳ね上がった。