在日本中国大使館によれば、日本に桜の時期が到来するにつれて、中国人の訪日観光客の人数が日増しに増加している。しかし、最近は中国人観光客が現地で突然病気になったり、交通事故に遭ったりして、緊急搬送されて治療を受けたところ、高額の治療費が発生し、当事者とその家族に深刻な経済的負担を与えるようなケースが頻発しているという。
在日本中国大使館は訪日する中国人観光客に対し、出国前に旅行会社を通じて加入した保険の種類を確認しておくこと、各人の状況に基づき、海外旅行傷害保険や医療保険などに加入し、同時に保険会社に海外でトラブルが起きた場合、保険による賠償はどのように申請するのか等、詳細について確認しておくことで、旅行中に生じる可能性のあるリスクを解消することができるとしている。
日本の保険会社も今年の下半期には外国人観光客向けの短期の「旅行保険」商品を展開していく計画だという。外国人観光客は日本に到着後、空港やホテルなどで携帯電話やオンラインで手軽に加入することができる。人民網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年3月25日