本心を言えば、再び日本に旅行に行くつもりはなかったのだが、友人の再三の誘いで、よりにもよって春節(旧正月、今年は2月8日)の時期に再び日本を訪れることになった。日本に対する思いは初めての旅行に比べ、さらに心に深く感じるところがあったと言える。おそらく多くの人が同じ思いだと思うが、訪れるまで、この国に対していささかの思うところがあった。しかしどんな思いがあろうと、「ニホン」という国に行ったことがある人や見聞きしたことがある人はみな彼の国を手放しで誉めるのだ。(文:劉暢。西安晩報掲載)
日本では交通機関にしても、建物にしても決して見かけは華やかではない。しかしどこに行ってもほとんどゴミを見ることが無く、都市全体がピカピカで清潔だ。日本の小学生が横断歩道を渡った後に、車に向かってお辞儀して感謝するのを見たことがあるだろうか?お互いにかわす礼儀正しい挨拶を目にしたことがあるだろうか?日本ではたとえ心の中でどう思っていても、礼を失することはない。これは日本の国民教育に大きな関係があるだろう。