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淘宝13周年 これまでに使った金額はいくら?

人民網日本語版 2016年03月22日14:40

アリババ(阿里巴巴)集団は21日に浙江省杭州市で、2016年度のネット通販の総取引額(GMV)が3兆元(1元は約17.2円)に達したことを明らかにした。これはつまり、アリババが今年度、米ウォルマートを抜いて世界最大の小売プラットフォームになる可能性があるということだ。傘下の淘宝(タオバオ)もまもなく13歳の誕生日を迎える。淘宝携帯電話版では「13年間の消費データを見てみよう」と題したサービスをうち出した。「北京青年報」が伝えた。

▽手切族 昨年の平均消費額は7000元

3兆元という数字は、店舗の一つ一つと消費者の一人一人が一緒になって生み出したものだ。アリババのデータをみると、淘宝網と天猫(Tモール)を含むアリババのプラットフォームには現在、1千万店以上の有効店舗があり、オンラインで10億点を超える商品を提供し、あらゆる種類の商品が網羅されている。また16年度の有効利用者数は4億700万人で、この人々が3兆元の達成に貢献した。利用者一人あたりの平均消費額は7千元に達する。

淘宝携帯版はこのほど、「13年間の消費データを見てみよう」というサービスを開始した。淘宝携帯版を開き、「情報」、「情報を知らせる」をクリックすると、サービスの画面にたどり着く。画面をクリックすれば、淘宝に登録した時間、初めて買い物した時間、これまでにどの店でどれくらいの買い物をしたかがわかる。これまでに淘宝と天猫で買い物した総額と昨年に3兆元に貢献した金額という最も重要な情報も見ることができる。

▽総額を披露し合う手切族

買い物の情報を直接「微信」(WeChat)で共有する方法はないが、ネットユーザーたちはいつものように消費データの画像をグループチャット機能「モーメンツ」にアップする。山西省出身の李さんは淘宝網での買い物が大好きで、「包みを開けるときの感覚がたまらない」という。先日、モーメンツで同サービスを利用している人がいるのを見て、自分のデータがどうなっているか興味をもった。「でも見たくない。ダブル11(11月11日、中国のショッピングイベントデー)でたくさん買い物してしまったし、データはきっとすごいことになっている」と話しつつ、淘宝携帯版のデータをみると、「7年で11万元利用。昨年は2万元以上利用」で、李さんはこの数字に震え上がった。「大きな買い物をしているつもりはないのに、こんなにたくさん使っていた。ずっと貯金が貯まらなかったが、お金がどこにいったのかやっとわかった」という。とはいえ、李さんはモーメンツでは「金持ち組」には入らない。一番多い人は200万元を超え、昨年だけで40万元を消費したという。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年3月22日

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