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外交部、日本の教科書の粉飾は危険な動きを反映

人民網日本語版 2016年03月23日09:48

外交部(外務省)の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で「教科書における粉飾と削除は、歴史を直視しようとしない日本側の危険な動きを反映している」と表明した。

日本の文部科学省はこのほど、新たな高校教科書の検定結果を発表した。南京大虐殺での日本軍による中国市民の殺害人数についての記述を削除したうえ、釣魚島(日本名・尖閣諸島)を日本のいわゆる「固有の領土」としている。華報道官は次のように述べた。

中国側は日本国内の動きに重大な懸念を表明する。すでに日本側に厳正な申し入れを行った。

重ねて表明するが、釣魚島及びその附属島嶼(日本名・尖閣諸島)は古来中国固有の領土だ。日本側が自らの誤った立場をどのような手段で宣伝しようとも、釣魚島が中国に属するという事実を変えることはできない。

南京大虐殺は日本軍国主義が中国侵略戦争中に犯した残虐な犯罪行為であり、動かぬ証拠があり、とうに結論が出ている。教科書における粉飾と削除は、歴史を直視しようとしない日本側の誤った、危険な動きを改めて反映した。

われわれは、歴史に対して強く責任を負う姿勢に基づき、侵略の歴史を直視し反省するという約束をしっかりと履行し、正しい歴史観によって若い世代を教育し、実際の行動によって隣国との関係を改善すべく努力するよう厳粛に日本側に促す。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年3月23日

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