日本のあるテレビ番組が紹介した「ミニマリスト」として「持たざる暮らし」を追求した主婦。掃除しやすいようにするため、彼女はこの数年間で、テレビから子供たちの学習机などの家具をあらかた捨ててしまい、残ったのはリビングの3脚の椅子だけ。彼女は座る場所が無いので、立ったまま食事し、夫は床にじかに座ってパソコンを使い、子供たちは床にごろ寝して携帯で遊ぶ。さらには夫の自家用車まで処分してしまい、夫は仕方なく満員電車に乗って通勤する毎日。子供たちも何を買っても母親に捨てられてしまうので、いっそのこと何も買わなくなったのだとか。ミニマリストとしての生活を追求した後の家の中を見てみると…この家族が哀れに見えてしまうのはなぜだろうか。家具がもたらす便利さも数多くあるのだと再認識させられることだろう。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年3月25日