北京市環境保護局は23日、「大気汚染法執行年」の開始を発表した。今年は分散的な石炭燃焼、高排気量車、都市と農村の交錯する地域などの重点防止分野・地域を巡り、一年を通して「治散煤(分散的な石炭燃焼の取り締まり)」「浄四気」「降三塵」の3大法執行活動を実施する。各種環境違法行為を厳しく取り締まり、大気質の迅速な改善を促す。新華社が伝えた。
「浄四気(石炭燃焼、揮発性有機化合物(VOC)、工業排出ガス、自動車排出ガスの浄化)」大気汚染専門法執行活動には、石炭燃焼施設のクリーンエネルギー使用・違法不使用特別法執行、VOC業界特別法執行、「小型・分散型・汚染が深刻」な企業、工業団地汚染特別防止、移動汚染源特別法執行が含まれる。汚染物の排出基準超過、無汚染施設もしくは一般施設による不法経営やクリーンエネルギー不使用といった、各種環境違法行為を厳しく取り締まる。
関係者によると、「降三塵」大気汚染防止行動は、工事現場の砂塵、道路に散乱する砂塵、燃焼による灰燼の問題に焦点を絞る。工事現場の砂塵および土砂の輸送による散乱、屋外の串焼き、屋外の燃焼の3大防止活動を展開する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月25日