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英国式マナー教室が中国人に人気 10日間講座は授業料8万元

人民網日本語版 2016年03月22日16:26

中国のニューリッチ(新富裕層)の間で、マナー教室に対する需要が急増している。マナー教室主催者の多くは、英国から顧問を登用しており、その内容は実にバラエティに富んでいる。英デイリーメール紙の報道を引用して環球時報が伝えた。

北京のマナースクール「瑞雅礼儀(Institute Sarita)」は、既婚女性を対象とした「マダムコース」と独身女性対象の「セレブコース」の2種類のコースを設けている。10日間の講座で受講料は8万元(約140万円)。

このようなクラスに参加する紳士・淑女は、中国のニューリッチと呼ばれる人々だ。彼らは、休暇を海外で過ごした初めての中国人でもある。

マナースクールが提供するコースは、ごく普通の一般マナーや路上で痰を吐かないといったエチケットをはるかに超えた内容となっている。生徒は、ナイフとフォークを使ったオレンジの剥き方、トマトケチャップとタバスコとの違い、料理を注文する際に西洋料理の名前を正しく発音する方法などを学ぶ。また、フォアグラソースの正しい塗り方やハイヒールを履いた時の正しい歩き方についても学習する。

マナースクールは、中国国内で発展の一途をたどっている。数年前から、SetonやDebrettsなど英国のマナースクールが中国に分校を設立し始めた。マナースクール講師を務めるレベッカさんは、「今では、自分のイメージ、つまり他者が自分をどのように見るかを、自分自身で決めることができる時代になった」と話した。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年3月22日

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秋月 龍一   2016-03-2258.157.98.*
何千年にもわたって世界の最先端文化であったとも言われている中国は、外国の侵略により荒廃し、文化も廃れたように思える。その中国が、侵略国の筆頭であった英国から、文化を学ぶのは皮肉にも思えるが、現実に世界を見渡せば、中国が学ぶ価値がある文化は、表面的には英国、深いところでは、真摯に歴史を反省した列強国で唯一の国、ドイツの二国であろうか。他にはろくな国はないように思える。中国は、この二国を参考に、再び最先端国家になるのだろう。