婿取り婚の家庭では、妻が法律上の世帯主となり、夫の財産の支配権を有し、夫の生活費や子女の養育費も一般的に女性側が管理することになり、女性側が「経済的地位を保証」されることになる。
自分の姓を捨てて「婿取り婚」が成立する現実的なメリットは「利益」だ。福島の物語に登場する日本人男性は、自分の姓を捨てて妻の姓にするという日本では「異常」とも見られる勇気ある行動をとったが、そこにはなんの利益もない。ただただ妻と同じ姓を名乗り、「家族らしい」日々を送りたかっただけなのだ。災害と離婚を経て、整った「家族」という存在を誰よりも渇望していたのかもしれない。「あなたの姓にする」。また一つプラスのエネルギーをもたらす話題が増えたのではないだろうか?(編集MI)
「人民網日本語版」2016年4月18日
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