2016年5月2日  
 

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人民網日本語版>>政治

日本は中国に対する誠意を行動で示すべき (2)

人民網日本語版 2016年05月02日14:12

第3に、経済面では日本側が互恵・ウィンウィンの態度で中国との経済・貿易協力を扱えるかどうか。改革開放初期、日本は対中経済・貿易・投資協力で西側諸国の先頭を歩んでいた。長年にわたり経済・貿易協力は両国間で「バラスト」の役割を果たしてきた。だがここ数年、中日の経済・貿易協力は厳しい試練に直面している。これには政治関係の冷え込みの影響もあるし、世界経済の大きな環境の波及もある。中日の経済・貿易協力は本質的に互恵・ウィンウィンだ。引き続き互恵・ウィンウィンの道に沿って前進するための鍵は、日本側が平等・互恵を基礎に中国と各分野の実務協力を推し進めることにある。

第4に、国際面では日本側がゼロサム思考を捨てて中日関係を扱えるかどうか。安倍政権は「地球儀を俯瞰する」外交を遂行することで、公然とあるいはひそかに中国を「牽制し均衡を図って」いる。これは事実上、ゼロサム思考によるものだ。様々な溝はあるものの、中日は地域、国際問題において協力・ウィンウィンを実現することが完全に可能だ。その鍵は日本が対抗心を捨て、地域の平和・安定・繁栄維持に中国側と共に努力することにある。

岸田外相の訪中は、対中関係の安定・改善に向けた日本側の前向きなメッセージを伝えた。約束を誠実に守る面で日本側には良くない過去があるため、中国側は日本に対して「その言葉を聞くだけでなく、その行動も見る」ことにしている。中国側は少なくとも「その言葉を聞くことはできる」と考えている。だが今後状況がどう推移するかは、日本側の具体的行動を見ることが肝要だ。中国には対日関係改善の誠意と行動があるし、日本が裏表を使い分けた場合に対処する動揺しない力と準備もある。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年5月2日


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