2016年4月29日  
 

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人民網日本語版>>政治

安倍政権に「強烈な警告」

人民網日本語版 2016年04月29日13:11

このほど日本は、オーストラリアの潜水艦の大口受注をなすすべもなく逃した。安倍政権が全力で築いてきたいわゆる「アジア太平洋地域の新安全保障モデル」は、今や重大な打撃をこうむった。技術的原因以外に、歴史的、政治的要因も軽視できないと専門家は分析する。一体世界とどのように付き合うべきか、安倍政権は再考する必要がある。人民日報海外版が伝えた。

■戦略的目標が狂わされる

「安倍政権はアジア太平洋地域のいわゆる『新安全保障モデル』を築くべく努力し続けてきた」。中国社会科学院日本研究所の呂耀東研究員は「安倍政権は日米同盟に守られた受動的な状態から、日米同盟を突破して、防衛分野で主導性を実現することを図った」と指摘する。

2013年初め、安倍氏は新たに首相に選出されて間もなく、オーストラリア、インド、日本、(米国の)ハワイで「民主的安全保障ダイアモンド」を共同構築することを呼びかけた。英ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー電子版は「オーストラリア、インド、日本、米ハワイでダイアモンド形を構築して、インド洋地域から西太平洋までの公海を守る戦略を構想している。この安全保障ダイアモンドに日本の力を最大限貢献する準備をすでに整えている」との安倍氏の発言を報じた。

「もし今回オーストラリアから潜水艦を大口受注できれば、日本にとって重大な突破口となったが、大きな失望に終った。戦略目標全体も狂わされた」と呂氏は指摘した。


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