京劇界きっての名女形・故梅蘭芳(メイ・ランファン)氏の息子で、自らも女形として活躍した梅葆玖(メイ・パオチウ)氏が4月25日、死去。今月3日午前10時から、北京八宝山殯儀館の大ホールで追悼式が行われた。華西都市報が報じた。
追悼式には、北京京劇院の李恩傑院長や梅葆玖氏の友人・葉金援氏、梅蘭芳京劇団の李宏図常務団長、梅葆玖氏の弟子・胡文閣氏、藍天野氏、女優の斯琴高娃さん、雷恪生氏、王鉄成氏など文芸界関係者が数多く参列し、多くの人々に敬愛された芸術家・梅葆玖氏を見送った。
梅葆玖氏は3月31日に、北京で気管支けいれんの発作に襲われ、協和病院に緊急入院したものの、4月25日午前11時0分44秒に享年82歳で死去した。
梅蘭芳氏の9番目の子供である梅葆玖氏は、中国国家一級俳優で、北京京劇院梅蘭芳京劇団の団長を務めていた。代表作に「覇王別姫」、「貴妃醉酒」、「穆桂英挂帥」などがあり、2015年には、中国のエンタメ賞「第15回華鼎賞」で、功労賞を受賞している。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年5月3日