2016年5月20日  
 

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人民網日本語版>>経済

<企画>商務部記者会見、1-4月の商務運営状況を発表

人民網日本語版 2016年05月20日11:11

商務部(商務省)は17日に今年4月の商務運営状況を発表した。それによると、4月の消費市場は全体として安定した増加傾向を示した。対外投資については、今年1~4月は持続的な安定傾向を示し、増加率が70%を超えた。

▽1~4月 社会消費財小売総額が10.3%増

4月の社会消費財小売総額は2兆4600億元(約41兆1248億円)に上り、前年同月比10. 1%増加し、増加率は前年同期比0.1ポイント上昇した。1~4月の累計は前年同期比10.3%増加だった。同部がモニタリングする重点小売企業の売上高の月別増加率は2カ月連続で上昇した。

同部市場運行・消費促進司の責任者は、「今年4月の消費市場は全体として安定した増加傾向を示した。その後の状況を考えると、国内の消費財関連産業のバージョンアップや個人向けローンによる消費の支援といった政策が相次いで実施されたこと、夏の旅行シーズンが訪れることなどから、消費市場は今後も安定的で好調な発展傾向を維持することが予想される」と話す。

1~4月の輸出入額は7兆1671億元(1元は約16.7円)に上り、前年同期比4.4%減少した。輸出は4兆1373億6千万元で同2.1%減少し、輸入は3兆297億4千万元で同7.5%減少した。月別データをみると、4月の輸出は前年同月比4.1%増加し、2カ月連続のプラス成長になった。

■4月の対外貿易の運営には主に次の7つの特徴がみられた。

(1)輸出が2カ月連続でプラス成長を遂げた。

(2)伝統的な市場への輸出が回復した。

(3)一般貿易の輸出が2カ月連続でプラス成長を遂げた。

(4)労働集約型製品の輸出が電気機械製品の輸出を上回った

(5)民間企業が輸出増加の主力になった。

(6)東部地域の輸出が回復した。

(7)輸入は量が増え、価格が低下した。

外資導入は、全体として安定的な伸びを維持した。今年1~4月には、実行ベース外資導入額が2867億8千万元に達し、同4.8%増加した。

1~4月の外資導入には次の5つの特徴がみられた。

(1)技術力の高いサービス産業の外資導入が持続的に増加した。1~4月のサービス産業の実行ベース外資導入額は2014億元で同7.9%増加した。このうち技術力の高いサービス産業の実行ベース外資導入額は325億3千万元で同108.9%増加した。技術力の高いサービス産業のうち、情報技術(IT)サービス、デジタルコンテンツと関連サービス、研究開発・設計デザインサービスの実行ベース外資導入の伸びが大きかった。

(2)主な投資元国からの投資が安定を維持し、「一帯一路」沿線国の対中投資が引き続き増加した。1~4月の投資元の上位10カ国・地域からの実行ベース外資導入額は2712億6千万元で、全国の実行ベース外資導入額全体の94.6%を占め、同4.6%増加した。「一帯一路」関連国の実行ベース対中投資額は160億2千万元で同23%増加した。 

今年1~4月、中国国内の投資家は世界150カ国・地域にある企業3434社に対して非金融分野の直接投資を行い、累計投資額は3914億5千万元(1元は約16.7円)に上り、前年同期比71.8%増加した。(編集JZ)

「人民網日本語版」2016年4月21日

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