24日、孔子の故郷である山東省曲阜市文化財当局から得た情報によれば、曲阜市が申請していた「孔子世家明清文書資料」のユネスコ世界記憶遺産アジア・オセアニア地区登録がこのほど成功した。新華社が伝えた。
19日にベトナムで開かれた第7回ユネスコ世界記憶遺産総会アジア・オセアニア地区委員会で、「孔子世家明清文書資料」と江蘇省蘇州が申請していた「近現代蘇州シルクサンプル資料」が共に世界記憶遺産アジア・オセアニア地区に登録された。
「孔子世家明清文書資料」は全部で9021巻、約25万8千点あり、現存しているのは明末、清代、民国時期の資料がほとんどだ。明の嘉靖十三年(1534年)から1948年までの政治、経済、文化、思想、宗族等についての詳細が記録されている。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年5月25日