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男性の方がネット消費にのめり込む? 手切族の真相

人民網日本語版 2016年05月24日08:19

過去5年間に、もっと急速な勢いで伸びたのはどの分野か。不動産価格ではないし、「猪八戒」でもない。答えはインターネット消費指数で、13.1倍の伸びを示した。新華社が伝えた。

▽ネット消費エンジンが爆走 「手切」指数も誕生

国家統計局がまとめたデータによると、2011年以降、中国経済の成長モデルは曲がり角に差し掛かり、投資に代わって消費が経済成長を牽引する第一のエンジンになった。2015年に国内総生産(GDP)に対する消費の貢献度は51.6%に達し、ネット消費支出の対GDP貢献度は29.1%だった。

15年の十大流行語の1つ「手切族」は、「ネット通販で盛んにマウスを動かし続け、買い物をやめられず、いっそ手を切り落としてしまいたいと考える人々」を表した言葉だ。アリババ傘下の金融サービス会社・アントフィナンシャルと華夏新供給経済学研究院が共同作成したネット消費指数は、俗に「手切指数」などと呼ばれる。

手切指数は「支付宝」(アリペイ)の利用者4億5千万人のネットショッピング記録を基礎に算出されるもので、2011年1月に始まり、過去5年間の中国ネット消費の伸びの実際の状況を多角的かつ全方位的に示している。

データによると、過去5年間でネット消費規模指数は13.1倍上昇し、上昇ペースは社会消費財小売総額の伸びの2倍以上だった。ネット消費水準指数は11年1月の96.0から16年4月は122.2に上昇し、上昇率は27.2%に達した。

財政部(財務省)財政科学研究所の元所長でもある同研究院の賈康院長は、「ネット消費の安定した急速な成長は、ネット消費が経済成長の安定的運営の(クッションであり安定装置である)バラストになりつつあることを物語る」と話す。


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