上海ディズニーランドのオープンが近づいている。現在行われている試験営業の状況はどのようなものであろうか?上海市政府は19日、記者会見を開き、上海国際旅遊度暇区(リゾート)ならびに上海ディズニーランドの運営準備をめぐる状況について紹介した。京華時報が伝えた。
○開園後2週間の入場チケットは完売
上海市政府の記者会見において、6月16日に開園する上海ディズニーランドは、国内外の観光客から大きな関心が寄せられ、開園後2週間の「グランドオープン期間」の入場チケットはすでに完売、6月末以降のチケットにはまだ余裕があることが明らかになった。
上海国際旅遊度暇区管理委員会の劉正義・常務副主任は、「上海ディズニーランドは、すでに23日前から試験営業を始めており、これまでに延べ96万人が来園した。このうち、五一(メーデー)連休が来園客数のピークを迎え、延べ11万人に達した。5月1日の来園客数は延べ9万人に上った」と話した。
劉常務副主任は、以下の通り続けた。
「23日間経過した試験営業を通じて、上海ディズニーリゾートは、今後改善すべき4カテゴリー約100項目をリストアップした。これには、次のような項目が含まれる。
▽交通インフラと交通管理の最適化措置
▽安全管理基準と総合法執行のレベル向上
▽異なる特徴を持つ日にちにおける、巨大な客流の誘導と緊急管理措置の改善