オバマ大統領、広島訪問で被爆者に謝罪する考えはないと表明

日本メディアの報道によると、オバマ米大統領は今月25日から訪日する。中国新聞網が伝えた。

訪日を前にオバマ大統領はホワイトハウスでNHKの単独インタビューに応じた。原子爆弾投下の被害地である広島を現職米大統領として初めて訪れるオバマ大統領は、今回の広島訪問で謝罪を表明することはないが、罪のない多くの人々が亡くなった戦争の悲惨さを指摘し、「核兵器のない世界」実現のために努力するよう国際社会に呼びかけるとした。

オバマ大統領は、今回の広島訪問で被爆者に謝罪する考えはないと表明。「戦争のさなかに指導者は様々な決定を下すことを忘れてはならない。功罪と是非は歴史学者が評価すべきだ。7年半、国の指導者の立場にある私は、特に戦争の時には指導者は極めて困難な判断をせざるを得ないということを身をもって知っている」と述べた。また「今回の訪問の目的は原爆投下の功罪と是非を議論することではない」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年5月23日