ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作のファンタジー映画「アリス・イン・ワンダーランド2・鏡の中の冒険」が27日中国国内の映画館で封切られる。映画のストーリーは前作に引き続き、航海から帰ってきたアリスがプロポーズされて断った御曹司ハミッシュに嫌がらせをされ、一人暇を持て余し再びワンダーランドへ戻る。「病気になった」親友マッドハッターに救いの手を差し伸べるため、彼女と白の女王と仲間たちが繰り広げる新たなファンタジーアドベンチャーを描いている。今回、邪悪な赤の女王のほか、アリスはもう一人のライバル、サシャ・バロン・コーエン演じる「時間」と対峙しなければいけない。マッドハッターを救うため、アリスはマッドハッターの両親を見つけるためタイムスリップし、「時間」と競争し彼の追跡を逃れる。冒険の途中で、アリスは前作同様、勇敢で恐れを知らない。
劇中のゴージャス極まりない衣装も非常に美しい。物語の背景は19世紀ビクトリア朝時代の英国なので、女性の衣装が非常に豪華で、細部にわたりよくこだわっている。前作終了時、アリスはビジネスを行なうために中国に向かったのに対して、本作は英国に戻り、舞踏会に参加している時に清時代末期から中華民国初期のスタイルのスカートを穿き、京劇でよく見かける「雲肩」という襟飾りをつけている。しかし、「ゴージャスを求めるあまり、中国スタイルをむやみに盛り込んだようなものだ」、「色も形も、芝居用だ」と、このスタイルを認めないネットユーザーもいる。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年5月27日