27日、G20杭州サミット開催100日カウントダウンを迎えた。世界各地から「超大物」を迎えるために、開催地である杭州は、どのような準備を進めているのだろうか?「人間天堂(人の世の天国)」と称えられる杭州を、世界に向けどのようにアピールするのだろうか?新華社が伝えた。
○会場施設の新規建設は皆無 主会場の改造アップグレードはほぼ完成
浙江省委員会常務委員兼杭州市委員会書記の趙一徳氏は、「施設の建設については『磨きをかけて最善を尽くし、後悔を残さない』ことを目標に掲げた。G20サミットのメイン会場、B20サミット会場、国内・海外指導者の宿泊施設、関連イベント会場の改造アップグレートはほぼ完成した。これらの各施設には、中国の特徴・中国の風格・中国の気概が可能な限り発現されるよう尽力した」と述べた。
また、趙氏は、「今回のG20杭州サミットが開催されるのは、すべて既存の施設であり、施設の改修アップグレードを進めてきた。新しく建設された施設は一つもない。我々は徹頭徹尾、倹約と品質の統一を重視してきた。わずかな金額でも無駄遣いすることは許されない」と強調した。