商務部(商務省)の沈丹陽報道官は17日に行われた定例記者会見で、「中国は華為が米国商務省の調査対象となったことに関心を抱いており、米国側が公平かつ公正に調査を行うことを願う」と述べた。人民日報が伝えた。
記者会見でメディアから、「米商務省が華為に行政上の召喚状を送り、過去5年間の朝鮮民主主義人民共和国、イラン、シリア、キューバ、スーダンへの輸出の全情報を提供し、米国の輸出管理規制をめぐる通信記録の調査に協力することを求めた」ことへの言及があった。
沈報道官は、「商務部は関連メディアの報道に注意している。米商務省が華為に行政上の召喚状を送り、輸出管理規制をめぐる調査に協力するよう求めたことに、中国側は関心を抱き、米国側が公平かつ公正に調査を行うことを願っている」と応じた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年6月19日