23日、江蘇省阜寧県新溝鎮にある計橋幼稚園は、竜巻の来襲によって3階建ての園舎の屋根が吹き飛ばされ、塀は倒壊、太さ20-30センチメートルのポプラの木が折れ、ブランコなどの遊具が中庭に散らばり、多くの教室のドアや窓の枠が吹き飛び、ガラスが砕け落ちた。竜巻に襲われている間、6人の先生は、教室の中の子供たちを守ろうと、全身全霊の力を込めてドアが吹き飛ばされないよう押さえた。園児120人のうち負傷したのはわずか7人、6人の先生たちも重軽傷を負った。京華時報が報じた。
計橋幼稚園では、毎日午後3時におやつが供される。23日午後2時半ごろ、昼寝を終えた園児たちが屋外活動をしていた。そのとき、空が突然暗くなり、今にも大雨が降り出しそうな気配になった。保護者にいつもより早めに迎えに来てもらうことにした園側は、おやつの時間を繰り上げることに決め、園児を教室に戻らせた。楊先生はクラスの園児37人を全員座らせ、教室のドアを閉めた。
楊先生と周文艶園長がおかゆをよそって園児たちの前に置いた時、荒れ狂う竜巻が幼稚園を襲った。
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