ウクライナ人留学生・聖傑さん(28)の母親が5月13日未明、心臓病で浙江省金華市中心病院に運ばれ2回の手術が必要に。同留学生が寄付を募ると、多くの人が応え、18時間で手術費9万元(約148万円)以上が集まり、難関を突破するという感動の一幕が演じられた。浙江日報が伝えた。
聖傑さんは、浙江師範大学の修士課程で公共管理を学んでいる。2013年に奨学金をもらうことができ、同大学での生活が希望通り始まった。
ところが、聖傑さんに同伴した母親が心臓のバイパス手術が必要となった。現在、命の危険はなく、今月末と6月初めに2回目の手術が行われる計画。手術のほか、1年半は薬の服用や検査が必要であるため、計9万元が必要となったものの、留学生も母親もそれを負担する能力はなかった。
そこで、聖傑さんの友人らが寄付を募ることを提案。他に方法がなかったため、聖傑さんは微信(WeChat)のモーメンツで助けを求めた。