「美」を追求するのは女性なら当然のことだが、どの国の女性が自分の外見に最も自信を持っているのだろう?ボデイ&ヘアケアブランド「Dove(ダヴ)」が最近実施した調査によると、その答えは南アフリカの女性だった。逆に日本の女性は、自分の外見に最も自信がなく、自信がある女性はわずか8%だった。参考消息網が報じた。
「Dove」はこのほど、13カ国の10歳から64歳までの女性1万500人を対象に、「美しさと自信」に関する調査を実施し、そのレポートを発表した。自分の外見に自信を示す女性が最も多かったのは南アフリカで64%。以下、ロシア45%、トルコ42%、インド40%、中国37%、メキシコ36%、ドイツ34%、ブラジル27%、米国24%、カナダ22%、オーストラリア20%、英国20%、日本8%と続いた。
レポートによると、成人女性の90%と未成年女性の70%が、プロポーションを保つために、不適切なダイエットをして健康に危害が及んだ経験があった。また、成人女性の85%と未成年女性の79%に、外見に自信がないため、社交活動を避けた経験があったほか、成人女性・未成年女性の65%が広告やメディアが原因で、自分の外見に不満を感じたことがあった。その他、ソーシャルメディアが普及しているのを背景に、女性の約56%が「ソーシャルサイト」がパーフェクトなプロポーションを求める理由の一つになっていると答えた。
研究に参加したスーザン・パクストン博士によると、同調査は女性が外部から、美の基準にマッチしていなければならないという、多くのプレッシャーに直面しており、急速に発展しているソーシャルメディアが新たなプレッシャーの源となっていることを示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月30日
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