専門家「浮ついた社会の風潮。真善美はもっとたくさんあると信じるべき」
今回の件に関して、陝西省社会科学院の専門家・石英氏は「ほとんどのネットユーザーはこの件を理性的に見ている。中国社会は昔から学生や国民に読書を提唱しているからだ。しかし、一部のネットユーザーが懐疑的な見方を示していることは、情報化社会の急速な発展を背景とした、浮ついた風潮が存在していることを物語っている」と分析している。
また「現在、いいことでも伝えられていくうちに、いろんな声が上がってくる。それには称賛の声もあれば、批判の声もある。現在、メディアや世論を利用して、いいことをしているように見せかける人がいることは否定しない。しかし、具体的な問題は具体的に分析しなければならず、ひとまとめにすることはできない。現在の社会は浮ついた風潮はあるものの、それでも真善美が残っており、いいことのほうが多いと信じるべきだ」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月6日
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