北京新空港の建築構造の原型モデルがほぼ決定し始めている。関連当局が昨日発表した情報によると、北京新空港では出発ロビーと到着ロビーがそれぞれ上下二階ずつ設けられており、その利便性が高い。また高速鉄道の駅も空港ターミナルの地下に建設されるなど、世界初の試みとなる可能性だ。京華時報が伝えた。
新空港は北京市大興区礼賢鎮と楡■鎮(■は代の下に土)、河北省廊坊市広陽区の間に位置し、美しい花びら6枚からなる花のようなデザインだ。外観の美しさだけでなく、実用性もその重要な特徴の一つ。新空港の乗客ロビーでは1階が国際線到着、2階が国内線到着、3階が国内線出発、4階が国際線出発となる。利便性からみると、二つの階に分かれている出発ロビーは各階の出入り口が直接外部からのロータリーとつながっており、旅客は国際線で出発する場合はタクシーで4階の入口まで直接乗り入れることが可能だ。そして車を降りたらそのままその階のカウンターで搭乗手続きを済ませ、1階から4階まで上がったりする必要はない。出発・到着ロビーがそれぞれ二階ずつに分かれてデザインされていることにより、ターミナル周辺の交通渋滞が大幅に解消される。
それだけではなく、北京新空港は世界初の「ターミナル地下で高速列車に乗り換え」というハイテクな設計理念を実現する。同時に建設工事が進められる京九高速鉄道(北京-九龍間)の駅が空港ターミナルの地下に建設される計画だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年7月6日
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