二、アジアと欧州連携の原動力を増やす。アジアと欧州の連携、特に経済貿易における連携を、実行の段階に移さなければならない。10年中断しているASEM経済閣僚会合が来年再開することを願っている。開放的、かつ包容力あるアジア・欧州大市場の構築を加速させ、貿易・投資の自由化や便宜性を向上させなければならない。各種保護貿易主義には反対で、共に気候の変化に対応しなければならない。科学技術のイノベーションや新産業、新経済の発展を積極的に推進しなければならない。
三、アジアと欧州の提携の人文的基礎を固める。さまざまな文明間の対話を強化し、教育、科学技術、文化、観光、青年、起業などの分野の交流を拡大しなければならない。
その他、李総理は、現在の中国経済の動向を紹介。「今年上半期、多くの国内外の課題に直面したが、中国経済は安定しており、年初の予想範囲。経済構造の転換とグレードアップは加速し、新経済は活力に満ち、新様式は急速に成長し、発展のための新たなエネルギーが急速に蓄積されている。経済の下向き圧力は依然として存在しているものの、中国は世界最大の発展途上国で、経済発展のポテンシャルは大きく、非常に優勢で、発展の空間も大きい。中国政府の負債率は低く、国民の貯蓄は多い。マクロ経済をコントロールするための道具箱には、たくさんの道具が入っており、中国は改革開放を確固不動で進め、構造性改革、特に供給側の構造性改革を一層推進する。中国は、今年の発展の主要な目標を達成する自信と能力がある。そして、経済の急速な発展を保ち、ミドル・ハイエンドへ向かって発展し、アジアと欧州経済の発展を促進し、アジアと欧州の平和・安定のために貢献することができる」と強調した。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月16日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn