「名探偵コナン展」のオープニングセレモニーが14日午後、北京で開催。「名探偵コナン」の漫画やテレビアニメの著作権所有者代表らが出席した。中国放送網が報じた。
主催者は、同セレモニーのために、サプライズを用意。アニメの名シーンそっくりのセットに設置されたカギ穴をゲストらが開けると、そこから「コナン」が登場し、会場は大盛り上がりとなった。日本からはるばるやって来たコナンは、会場で来場者と触れ合うなど、セレモニーを盛り上げた。
セレモニーが終わると、ゲストらは展覧会場に入り見学。中では、さまざまな名場面が再現されているほか、原作者の貴重な原画も展示。3Dを使ったコナンとの記念撮影も準備されている。また、各種記念品が配られ、コナンファンにとっては最高の時間となった。来場者は取材に対して、「名探偵コナンは、1980年代、90年代、2000年代生まれの3世代や漫画ファンの成長を見守って来た。今年の夏休みは、私たちの共通の思い出を振り返ることができ、とてもうれしい」と語った。
「名探偵コナン」は、漫画家・青山剛昌の推理漫画。テレビアニメも放送されている。テレビアニメは1996年1月8日に放送が始まり、その数年後に中国でも放送。現在も放送が続いている。中国の80年代、90年代、2000年代生まれの3世代の間で大人気で、史上最強の小学生コナンが、正義や勇気の象徴として、それらの人々の成長を見守って来た。そして、多くの人がコナンの名台詞をすぐに言うことができ、それを話す姿も鮮明に頭に刻まれている。今回の展覧会は8月28日まで開催され、触れ合いイベントやサプライズプレゼントが用意されている。来場者は名探偵コナンの世界を存分に楽しむことができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月16日
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