手作業で作られた型をコンピュータでスキャンし、そのデータをもとにデジタル彫刻機でメダルの形に彫刻する。また工場に送られる前に、顕微鏡を使って型の品質チェックが行われる。
次に工場の作業員がプレス機を使い、550トンの力でメダルの型を3回打ち付ける。このようにして、誰もがのどから手が出るほど欲しいあの丸い勝利の象徴であるメダルができる。
金メダルには「金箔づけ」という工程が施される。実は、金メダルは494グラムの銀と6グラムの金で構成されているのだ。
金メダルを溶かして取れた金と銀は、現在の市場価格にすると約587ドル(約58000円)だという。現在の金メダルは金と銀で作られているが、1912年夏季オリンピックのストックホルム大会だけは純金で作られた。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年8月4日
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