2筋肉:水陸でのトレーニングにより弾力ある筋肉に
馮コーチによると、「水上と陸上でのトレーニングを組み合わせて鍛えるため、競泳選手の筋肉は弾力があり、やわらかい。力があり、持久力もあり、爆発力も備えているというのが、他の競技の選手に勝っている点だ。筋肉は堅くなると、少し泳いだだけで、腕や足の動きが悪くなる。そうなると有酸素能力が上がらないだけでなく、短距離種目の能力も上がらない。その他、水に濡れるため、選手たちの肌がきれいでつやがあるように見える」という。
3ボディライン:皮下脂肪を適度に保つのが重要
水泳選手のボディというと、筋肉のムキムキ度がちょうどよく、筋肉のラインがはっきりしているものの、あまりに大げさというほどでもないというのが特徴だ。馮コーチは豊富な経験から、「競泳選手の皮下脂肪は、男性は約10%、女性は16-18%に保たなければならない。健康を害する可能性もあるため、皮下脂肪は少なすぎてもいけない」という結論に至っている。
4、体つき:長期間のトレーニングで足のラインも美しく
水泳で最も重要なのが足のトレーニングで、それにより美しいラインの足が作り出される。馮コーチは、孫楊選手を例に、「太ももは太くしっかりしていて、すねとアキレス腱は細長い。太ももが長いのがいいのか、すねが長いのがいいのか、絶対的な基準はない。しかし、太ももに十分の力があることは絶対条件だ。すねは長くてもいいが、足首はやわらかくなくてはならない。これらの条件を全て満たすと、自然と美しいラインの足になる」としている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月17日
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