2016年8月15日  
 

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人民網日本語版>>政治

安倍氏の便宜的措置、敗戦日に靖国神社を参拝せず

人民網日本語版 2016年08月15日13:10

今年8月15日は71回目となる第2次大戦の日本敗戦記念日だ。安倍晋三首相はこの日に靖国神社を参拝しない方針を固めたが、自民党総裁として自費で玉串料を奉納した。昨年8月14日、安倍氏は戦後70年談話で、日本はすでに繰り返し「戦争を反省」したと主張した。だがそれから1年後の今日、まだその言葉が耳に残る中、安倍政権のする事なす事は「言動一致」とは全く言い難い。中国新聞網が伝えた。

11日には、安倍内閣の新閣僚である今村雅弘復興相が靖国神社を参拝した。毎年「参拝を報告」している高市早苗総務相及び日本の議員団体「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」も蠢動しており、参拝しかねない。

実際のところ、第2次安倍内閣発足以来「閣僚が寄り集まって靖国神社を参拝し、安倍氏は供物を奉納する」ことが、8月15日の日本右翼政治屋の固定モデルにほぼなっている。第2次大戦終結からすでに71年になるが、「歴史を反省」と大いに語る一方で、毎年戦犯に敬意を表することを忘れない。歴史問題における日本政府の態度を見ると、今にいたるも「分裂」していると言える。

ある分析によると、かつて就任1周年時に頑として靖国神社を参拝し、隣国の強い抗議を招いた安倍氏が今回参拝しないのも、隣国及び東アジア地域の安定を望む米国との関係への配慮であり、「便宜的措置」と言える。また、右翼路線の忠実な「継承者」で、第2次大戦の歴史を再三公然と否定してきた稲田朋美防衛相も、今回は内外の圧力に迫られてジブチ訪問という「苦肉の策」を打ち出したのであり、「心から悔い改めて」、真に反省したのでは決してない。


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