中国の黄雪辰(左)・孫文雁組
コーチの交代を経て、中国シンクロナイズド・スイミングチームはまた世界の舞台で世界トップクラスの実力を見せつけ、女王・ロシアに追いつくことも不可能ではないことを示した。中国日報が伝えた。
リオ五輪シンクロナイズドスイミング・デュエット決勝で、中国の黄雪辰・孫文雁組は、フリールーティン・テクニカルルーティンともに安定した実力を発揮し、総得点192.3688を記録。194.9910の高得点をたたき出したロシアに次いで銀メダルを獲得した。シンクロデュエットでの銀は、中国にとって五輪史上最高の成績だ。
日本から招かれた新コーチ・藤木麻祐子氏の指導のもと、中国ペアはフォーメーションや使用楽曲で新たなチャレンジを試み、より強力なパワーと高い芸術性を披露した。
中国卓球チームが世界トップの座に君臨しているように、「ロシアはシンクロ界の大魔王」と言っても、決して大げさではない。ロシアが参加する大会では、他国のチームが取れるのは銀メダル止まりだ。ロシアの選手は難易度、完成度、芸術性のどれを取っても、他国を圧倒しており、ロシアの地位を揺るがすことは、どのチームにとっても当面は難しいと予想される。
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