2016年8月22日  
 

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中国の駐米大使「中米協力がG20杭州サミットの成功を促すことを期待」

人民網日本語版 2016年08月22日13:08

中国の崔天凱駐米大使は20日「G20制度の発足から現在まで、中米は制度内で多くの調整と協力を行なってきた。世界は中米両国が引き続きリーダーシップと建設的役割を発揮し、G20杭州サミットの申し分のない成功を促すことを期待している」と表明した。新華社が伝えた。

崔大使は中国語メディアの共同インタビューに「杭州サミットの議事日程について、中国は各構成国の意見を十分に聞き、全ての構成国と世界の重点的関心をまとめた。世界経済の状況が依然として不確定で、成長が力強い原動力を欠く中、中米両国は一層の役割を発揮し、サミットの建設的成果を共同で後押しする必要がある。両国はこれについて道義上避けられない責任があり、良い意思疎通をし続けてもいる」と述べた。

サミット期間、習近平国家主席がオバマ大統領と会談することを、国際社会は非常に注視している。これについて崔大使は「過去数年間、中米の最高指導者は戦略対話を重ねた。これらはいずれも積極的かつ重要な影響を与え、両国の関係発展、協力の拡大、溝の管理・コントロールに力強い指導的役割を果たした。今回の会談もそうなることを信じている」「中米首脳の新たな会談が両国の戦略面の相互信頼を強化し、協力拡大の方向性を示し、溝の管理・コントロールを政治的に指導することを期待する」と述べた。

崔大使は「40数年前、杭州は初の中米共同声明の交渉を目撃した。今またG20サミットと中米首脳会談の開催地となる。この歴史的意義を持つ地に再び戻り、歴史は我々に未来を伝え、両国関係前進の方向を明示する」と指摘。「中米関係の発展は、双方が協力しなければならず、協力のパートナーシップを構築しなければならないことを十分に証明している。これは人々の言う新型の大国関係でもある」と強調した。

崔大使はまた「中米は南中国海問題について意思疎通を続けている。また、南中国海問題は中米間の問題ではなく、そうなるべきでもないと重ねて表明している」と述べた。


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