重慶市生まれの朱大明さん(70)は、工場作業員や教師、テレビ局での編集の仕事を経験した後、1987年に広東省深セン市で火鍋レストランをオープンさせ、20年前に担担麺と重慶火鍋を日本へ持ち込んだ。今では九州地方重慶同郷会の会長を務めながら、福岡で担担麺や火鍋のレストランを数店舗経営している。重慶晨報が伝えた。
朱さんは来日からすでに20年近くが経ち、福岡で何店舗も担担麺レストランをオープンさせた。しかし朱さんは今でも全く日本語ができない。いつもがなるような大声で話す重慶方言だけ。これには皆とても驚くのだという。「重慶方言は私の母語であり、自分の血液にまでしみこんでいるほど。今さら方言をやめることはできない」と朱さんは語った。
現在朱さんは株式会社大明物産の社長と九州地方重慶同郷会の会長を兼任している。仕事が忙しいので、息子の朱璽さんが通訳をしている。朱璽さんがいないときは、別の通訳に依頼しないといけないのだという。
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