2016年8月31日  
 

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初めて日本に行って感じたこと(一) 公共バスで見た日本人の「人情」 (3)

人民網日本語版 2016年08月31日09:42

このような日本人の冷淡さは、サービス業界の申し分のないおもてなしや礼儀と非常に対照的だと感じた。しかし、よく考えてみると決して不思議なことでもない。多分、サービス業の販売スタッフ、レストランの店員、公共バスの運転手などは誰でも、接客時のハイレベルなマニュアルに沿って接客しているだけであって、端的に言うと、客はお金でサービスを買い、双方の間には一種のビジネス関係が成立しているのだろう。一方、エレベーターに乗っている人同士や公共バスの乗客同士には、サービスを提供する側と受ける側という特定の契約関係はなく、知り合いや友人という人間関係もない。そのような状況下で、全く見ず知らずの人にどのように接するかは、誰の監督も受けていない状態で一個人として、親切や同情心が示せるかに、完全にかかっている。日本人のプロフェッショナル性や特定の関係下における「おもてなし」は、中国人が学び参考にする価値があるかもしれないが、一旦その「関係」から離れると、米国人や中国人よりも冷淡になる。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年8月31日


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