2015年、日本を訪問した中国人観光客は、前年比2.1倍の約500万人に達した。そして、その消費額は800億元(約1兆3600億円)を突破。一人当たりの消費額は1万7千元(約29万円)で、どちらの額も日本を訪問する外国人のうちトップを走る。これらの数字で中国人の日本旅行の情熱の高さや日本における豪快なショッピングぶりが浮き彫りになっている。では、中国人が冷静に消費するようになり、日本の「おもてなし」に新鮮味を感じなくなれば、日本はどのようにして中国人観光客を呼び込むのだろう?そうなると、中日間の観光交流はどのような動向になるのだろう。これらの話題をテーマに、日本貿易振興機構(JETRO)は26日午後、北京で「第1回日本観光ビジネスフォーラム」を開催。日本旅行専門の月刊誌「行楽」の創始者袁静さんや、日本へのオーダーメード医療観光サービスを提供する「北京安諾至美健康科技」の李春鵬会長らが、参加したゲスト数十人を前に、「日本観光の動向」や「日本の先端医療の状況」について講演した。人民網が伝えた。