国務院新聞弁公室が2日に発表した情報によると、国務院常務会議は「北京の科学技術革新センター建設の強化の全体プラン」の審議を行い、原則的に同意し、近日中に公開する運びとなった。光明日報が伝えた。
中国科学技術部(省)の李萌副部長によると、同プランは北京の全国科学技術革新センター建設の「3ステップ」発展目標を打ち出した。第一ステップとしては2017年までに全国科学技術革新センターの初歩的な規模を形成し、科学技術革新の原動力・活力・能力を大幅に強化する。第二ステップでは2020年までに全国科学技術革新センターの中核的機能を強化し、科学技術革新能力で全国に先駆ける。第三ステップでは2030年までに全国科学技術革新センターの中核的機能をさらに強化し、中国が革新型国家の仲間入りを果たすため力強く支援する。
北京市の隋振江副市長によると、北京市は脳科学、量子計算・量子通信、生命と健康、戦略的先導材料などの大規模な科学計画の実施に専念する。また次世代情報技術、バイオ医薬、エネルギー、デジタル化製造などの産業分野で8大技術飛躍プロジェクトを実施し、科学技術成果の現実的な生産力への転化を加速する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年9月5日
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