米調査会社ストラテジー・アナリティックスの執行役員のニール・モーストン氏は、「サムスンの今回の件への対処はまずかった。方針の決定が遅く、情報のやり取りがスムースでなく、協力の姿勢も不十分で、企業イメージが損なわれた。中国では、サムスンブランドへの忠誠度は高くない。中国市場は競争が非常に激しく、細分化された市場であり、ライバル達は価格やデザインでお互いにしのぎを削っている。中国市場ではいかなるミスも許されない」と話す。
またモーストン氏は、「これまでの3~4年間、中国ブランドに対する民族的な誇りが高まり、中国ブランドが追い風を受けて勢いよく発展してきた」と指摘する。
中国ブランドのもつ最大の優位性はなんといっても価格だ。華為の「P9」はiPhone7と機能的にはほぼ同じだが、価格は約3分の1安い。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年9月20日
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