日本は、中国からパンダ2頭を年間95万ドル(約9500万円)、貸し出し期間10年という契約でレンタルし、共同繁殖研究を行っている。この2頭のパンダを迎えるために、上野動物園は9000万円かけてパンダ館を改修した。そして、パンダは大人気のアイドルになった。同動物園では、至る所でパンダのマークやグッズを目にすることができるほか、動物園周辺の店も集客のためにパンダを利用している。
2002年7月、上野動物園のパンダ・シンシン(真真)がかわいい赤ちゃんを産んだ時には、その日のトップニュースになり、同動物園はお祭りムードに包まれた。しかし、1週間もしないうちにその赤ちゃんが死んでしまうと、今度はメディアが次々にそれを報じ、社会全体が悲しみに包まれた。
このニュースはヤフーニュースのトップニュースともなった。また、同動物園の園長が、生放送のニュースで責任を感じて涙を流したほか、多くの人が動物園に足を運び、死んだパンダの赤ちゃんに花を捧げた。
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