今回の大会で最も目を見張る活躍をした平野選手は、日本の新星・伊藤美誠選手やシンガポールの強豪・馮天薇選手を次々に破る快進撃を見せ、自信をつけた上で鄭選手との決勝に臨んだ。そして、決勝でも調子全開で、11-9、11-5、11-4、11-8のストレートで完勝した。
近年、伊藤選手や平野選手など、日本では若い選手が目覚ましい成長を見せている。この2人は2014年の「ドイツオープンワールドツアー」 でペアを組み、ダブルスで優勝した。当時、2人の年齢は合わせて27歳と145日で、史上最年少優勝記録を塗り替えた。そのため、20年の東京五輪の卓球では、日本が中国の前に立ちはだかるとの声が上がっている。
ちなみに、今回のW杯の3位決定戦では、馮選手が香港地区のベテラン・帖雅娜選手を4-1で破り、3位に入った。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年10月12日
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