これまで日本の電子大手は高い総合力に支えられて、路線を転換した後、急速な発展の道を歩んできた。このほど閉幕した情報技術(IT)の国際展示会・シーテックジャパン2016では、パナソニックの製品・サービスがセキュリティ、新エネルギー、美容、交通などさまざまな分野に及び、電化住宅設備、環境ソリューション、AVCネットワーク、自動車電子・電気機械システムの4大分野で事業の発展が加速的に進められている様子が披露された。単体の家電製品だけでなく、家電、エネルギー、空気環境のコントロールの集約を通じて、パナソニックスマートホームソリューションの応用事業も急速な伸びをみせているという。
B2C(企業・個人間取引)事業とB2B事業では製品も事業モデルも全く異なり、事業推進の難しさが想像される。パナソニックは13年にB2B事業への戦略的モデル転換を始めてから、B2B事業の急速な伸びを実現しただけでなく、黒字転換も達成した。現在、パナソニックのB2B事業のグローバルシェアは4分の3前後に達する。このことはパナソニックが100年近い歴史をもつ総合的電子グループとして技術を蓄積してきたことと密接な関係がある。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年10月17日
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