今年の国慶節(建国記念日、10月1日)を無事に過ごすことができなかった人たちがいる。5日夜、モバイル健康アプリ「春雨医生」の創始者である張鋭氏は、心筋梗塞のため42歳の若さで突然死亡した。7日早朝には、山西科技報の張建偉・副編集長(45)も、心筋梗塞で死亡した。中年・若年層の突然死は本当に無念でならない。これらの状況は中国だけに限ったことではない。最新の調査から、世界中の若年世代が押しなべて疲労を感じており、急死や過労死という悲劇が頻繁に起こっていることが明らかになった。生命時報が伝えた。
○全世界の人々の3分の2が「過労」
英ダラム大学の研究チームがこのほど、134ヶ国に住む1万8千人を対象としたグローバル調査を実施した。その結果、「かなり疲労が溜まっており、もっと休む必要があると感じている」と回答した人は全体の68%に上った。
日本の厚生労動省は今月7日、初の「過労死等防止対策白書」を発表した。同白書によると、2015年度に過労死で労災認定された人は96人、未遂を含む過労自殺による労災認定は93人に上った。このうち、1ヶ月の残業時間が最も長かった日本の正社員の残業時間はすでに「過労死ライン」の80時間を超えており、この「過労死ライン」を超えた企業の割合は22.7%に達した。
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